
発見以来、多くの天文ファンを魅了してきたフェンリル彗星が、いよいよ見頃です。
観測のチャンスは月が沈んだ後の午前2時。フェンリル彗星の明るさはすでに1等星を超えており、快晴が予報されている今夜なら、肉眼でも美しい尾がはっきりと見えるはず。
位置は北東の天頂付近、おおくま座の尻尾から南に握りこぶしふたつ分のところです。
冬の夜空に輝く、ニ千年に一度の天文ショウ、あなたもぜひお楽しみください。
旅のガイドは、あせらずゆっくり、更新中です。
あなたも一緒に、あせらずゆっくり、旅して行きましょう。
発見以来、多くの天文ファンを魅了してきたフェンリル彗星が、いよいよ見頃です。
観測のチャンスは月が沈んだ後の午前2時。フェンリル彗星の明るさはすでに1等星を超えており、快晴が予報されている今夜なら、肉眼でも美しい尾がはっきりと見えるはず。
位置は北東の天頂付近、おおくま座の尻尾から南に握りこぶしふたつ分のところです。
冬の夜空に輝く、ニ千年に一度の天文ショウ、あなたもぜひお楽しみください。
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今月はサクラ市「喫茶ビッグロック」にお邪魔。
サクラ市駅からシューマーツノ大通りを西へまっすぐ。道を歩いているうちからもう、焙煎珈琲の良い香りが漂ってくる。
やがて見えてくるレトロな造りの小ぢんまりとしたビル、そしてそのビル同様に昭和のムードを漂わせた小さなお店、そこが目指す「喫茶ビッグロック」だ。
入り口をくぐると、頭上でドアベルが軽やかな音を鳴らし、かわいらしいエプロンをかけた店員が出迎えてくれる。
オープンカフェのような開放感と隠れ家的な心地よさを両立させた魅力の内装。香ばしい豆の香りをいっぱいに吸い込みながら、奥のカウンター席につくと、髭にサングラスの粋なマスターが気さくな様子で語りかけてくる。
一見の客でも常連のような落ち着いた気分でくつろげる。マスターの人柄がなせる技だ。
ビッグロックの珈琲はこだわりの自家焙煎。煎りたてにして挽きたて、極上の贅沢がそこにある。
白いカップから立ち昇る湯気の向こう、自慢の焙煎機の前でマスターの浮かべた、はにかんだ笑顔が印象的だった。
名店なり「喫茶ビッグロック」。愛すべき行きつけが、また増えてしまった。
《特集! 今、廃墟が熱い!》
ゲームもネットももう飽きあき! オレたちもっと胸ドキのスリルを味わいたいよ! そこのそんなキミ! 乗り遅れるな、今はHAIKYO! そうHAIKYOだ! ファッションでもライフスタイルでも誰にも負けたくない個性を求めるこだわりの若いヤングたちの間で、今、最も熱い注目を集めるのがHAIKYOなんだ!
海辺に山奥に、そして町はずれに建つひと気のないあの建物――、一度は入ってみたいと思ったことないかな? 今月はそんなHAIKYOの魅力について特集するぜ!
ホコリの積もった床を踏み越え、蝶つがいの外れかけたドアを開けてみると、クモの巣の張った階段が姿を現す。まるで暗い地の底へと続いてるかのような下り階段だ。ゆっくりと階段を降りていくと、ふいに真っ暗な地下室から、不気味な叫び声が聞こえてきたような――。
そんなアドベンチャーゲームさながらの展開がキミを待っている。それがHAIKYO!
HAIKYOの魅力はなんと言っても、想像力を刺激する数々の遺留物だ。かつてこの建物にどんな人物が住んでいて、どんな風に使っていたのか? そしてなぜ今、空き家になっているのか……? キミも空想の翼を広げてHAIKYO浪漫にひたってみよう!
最後にひとつだけ! 空き家には大きく育ったネズミなんかがいることもあるから注意しよう! つま先をかじられて、隣のあの子に笑われたりするなYO! それじゃシーユーネクストマンス!
(前略)――サクラ市では当時、かねてより青少年の間に蔓延しつつある違法および脱法ドラッグの取り締まりの強化を求める市民の声が多数上がっており、サクラ市警としてもその必要性を充分に認識したうえでの一斉捜査であった。
捜査はサクラ市警史上において最大規模のものであったが、結果として、市内に流通する薬物の出所を掴むに至らず、末端の売人をわずか数名逮捕するに留まった。
この芳しくない結果を受け、サクラ市警上層部はさらなる苦悩の果てに一つの奇策にかけることを決定した。
翌月一日、限られた小数の幹部と、さらに少数の制服警官が会議室に呼ばれ、ある通達が極秘裡に行われた。
その時、刑事たちは通達の内容に驚きの色を隠せなかったという。
それは一種のおとり捜査と言えなくはなかったが、警官が身分を隠して情報提供者となり、街中に噂を流して薬物の有償回収を行うなどとは、およそ全国的にも類を見ない計画だった。
上層部としては、流通する薬物そのものの押収と、薬物に関する情報取得の一石二鳥を狙っているのであろうが、果たしてその思惑通りことが運ぶか否か、計画発動から一か月、その成果は未だ報告されていない。
《特集! 時代は廃工場へ!》
HAIKYO? おいおいなにを言ってるんだ? 時代は今、HAIKOJO! 今年の若いヤングたちのトレンディスポットはHAIKOJOで決まりだぜ!
HAIKYOとは比べ物にならないほどの巨大さ、そして待ち受ける危険! 空き家探索はくちばしの黄色いキッズたちに任せて、トサカの赤いおれたちはHAIKOJOへ繰り出そう!
「ファクトリー工場」はS市にある地域最大規模のHAIKOJOだ。普段は危険防止のため内部を見学することはできないが、本誌記者の粘り強い要請に地元警察もついに立ち入りの許可を出した!
《特別付録 ファクトリー工場マップ》
入り口は電子式のシャッターが下ろされているが、現在は電力の供給が停止しているため、人力で持ち上げなくてはならない。シャッターは重く固く閉じられており、記者と力自慢の本誌カメラマンふたりがかりで無理やりこじ開けた(この際、カメラマンは肩を脱臼した!)。
我々がHAIKOJO内部に突入すると、足元から幾つもの灰色の影が奥に向かってかけ去っていった。大量のネズミが巣くっているのだ!
薬品の匂いの混じった空気は重く澱み、湿り気を帯びている。懐中電灯の灯りはネズミたちが巻き上げたホコリにさえぎられ、数メートル先までしか照らしてくれない。
HAIKOJOの内部は予想以上に広大に感じられた。それというのも、かつて工員たちがカートやエレベーターでサクサク移動していた敷地を、電力が停止している現在、我々は徒歩や非常用のはしごで行き来しなくてはならないからだ。KIBISHI!
そしてついにHAIKOJO最深部へ辿り着いた記者たちを待っていたのは――。
(この続きは「月刊ナウヤング増刊 HAIKOJOマガジン」でお楽しみください!)
サクラ市警の奇策はひとつの結果を出した。
街に流通していた違法薬物のいくつかがオトリの買い取り人に渡り、そのルートから、かつての一斉捜査の際に闇組織によって隠された薬物のありかが判明したのだ。
組織が大量の在庫を隠すのに利用したのは、なんとクサブエ峠にある洞穴。曲がりくねったあの洞穴の奥に、大量の薬物が隠されていたのだ。
サクラ市警は現在、洞穴への調査隊を編成し、今週末にも大捜索を行う予定である。
16日に発表されたW杯メンバーに本邦サッカー史上最年少として見事名を連ねたFWフライバイ。卓越したボールコントロールとここぞというときに発揮する決定力に、エースストライカーとして周囲の期待は大きい。
――まずはリーグ優勝とMVPの2冠達成おめでとうございます。
「昨年は怪我やコンディションの不調で思うようにプレーできなかった。今年は万全の体勢で臨むことができ、チームに貢献できてよかった」
――フライバイ選手にとってのチームMVPは?
「誰かひとりを選び出すことは難しい。チーム全員がMVPといえる。そんな中でもイガラシ、ナカハタ、キタダのプレイは特に素晴らしかった。またサトウの献身的なディフェンスも世界最高だったと思う。彼らと同じチームでプレーできることは、この上ないぼくの喜びだ」
――東洋人選手の活躍が目だったシーズンでした。
「ぼくと、とある東洋人とのエピソードは有名な伝説として知られてるけど、それとは関係なしに彼らのテクニック、フィジカル、メンタルすべてが数年前とは比べ物にならないほど高まっている。全体的に。そのことはピッチの中でこそ強く感じる」
――次は待ちに待ったW杯です。
「4年前は家にテレビがなく、家族友人一同に酒場に集まってたったひとつのラジオにかじりついていた。そして今ぼくは信じられないことにそのW杯に出場する。ただもう興奮しているよ」
――W杯代表という地位を手に入れた今、これからの目標は?
「まずはW杯優勝。そしてより多くの舞台に立ち、より多くの人たちにぼくのプレーを見てもらいたい」
――赤い帽子の少年にも、ですね?
「それもぼくの大事な目標のひとつだ」
≪フライバイ・ボイジャー(17)≫
大陸南西部レム市出身。厳しい貧困にあえぐスラム街に生まれ育つが、5歳の時、突然現われた東洋人の少年にサッカーボールをプレゼントされ運命が変わる。彼はいまだにこのときの赤い帽子の少年を探しているという。彼のW杯出場によって恩人との再会が果たされる日は近いか。
人間並みのIQを獲得したサルが書いたと伝えられる漢詩。
一見すると九言絶句のようだが、実は正確な作法には従っていない。
どれだけすごかろうと、所詮サルはサルといったところか。
「香蕉」
想吃非常好吃的香蕉
腐爛了的香蕉不需要
早上的香蕉對身體好
請別用那個皮滑跌倒
「バナナ」
おいしいバナナが食べたいヨ
腐ったバナナはいらないヨ
朝のバナナは体にいいヨ
皮ですべって転ぶなヨ
(訳詩 ニコリリ)
“あの時あの瞬間、聴こえていたであろうメロディ”
※数年前に実際にレム市立会館で行われた伝説のコンサート。当時のパンフレットより抜粋。権利上の問題から実際には一曲も演奏されることはなく、静寂の音楽祭と呼ばれている。
このページの記述はすべてフィクションです。記事等はすべて架空のものであり、実在する天体・施設・人物・団体名とは一切関係ありません。